和食の塩分を減塩するコツ③日本の伝統調味料『塩麹』が注目される理由と塩麹を使った減塩方法

【和食の塩分を減塩するコツ③】日本の伝統調味料『塩麹』が注目される理由と塩麹を使った減塩方法
こんにちは!!美容健康マスター協会です^^
疲労回復やストレス軽減、便秘解消だけでなく、老化予防や美肌効果にも役立つ『塩麹(しおこうじ)』。
和洋中さまざまな調理法に合う『魔法の万能調味料』としても有名です。
和食の塩分を減塩するコツ3回目の講座は、一石二鳥どころか三鳥も四鳥もある、『塩麹を使った減塩方法』をご紹介します。
おいしく漬けるには、代々伝わる塩麹を使う際の秘伝の割合がおススメです♪
お店のメニュー、ご家庭での一品追加にお役立てくださいね。
もしあなたが、『肉や魚の下味で塩分を控えながら、しっかりとした味付けをしたい』と思ったら、2回目の講座『和食の塩分を減塩するコツ②超簡単♪塩水を使って減塩調理する方法』をご覧ください。
家庭でも簡単にできる、秘密の減塩料理の方法を伝授しています。
さて、美と健康に欠かすことのできない
『塩麹』。
なぜ、注目され話題になっているのか?
その本当の秘密は・・・
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目次
▼『塩麹』が注目され話題になっている理由
『塩麹』は、今も昔も話題になってますよね。
『塩麹』とは、
麹(こうじ)と塩、水を混ぜて発酵、熟成させた、
日本の伝統的な調味料です。
大昔から野菜や魚の漬物などに
家庭でも気軽に利用されてきましたが、
今も塩麹を使ったさまざまな料理が紹介されて
人気の食材となっています。
最近では、家庭用の調味料として
市販される種類も増えてきていますね。
以前、私も
塩麹としょうゆ麹をつくってみましたが
驚くほど簡単な手順でできました。
均等に空気に触れさせて
発酵させる必要があるので、
定期的にかき混ぜるのが面倒くさい
ぐらいです。
塩麹が人気なのはもうひとつ理由があります。
それは、、、
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『酵素がたっぷり含まれている』こと。
じつは、食べたものを消化するのには
分解酵素が必要なのですが、
年を重ねるごとに体内での生産量が減少
してしまいます。
そのため、高齢になってくると、
・食事の量が少なくなったり
・胃腸の働きが悪くなったり
してしまうのです。
でもご安心ください。
塩麹には消化を助ける酵素が
含まれています。
その酵素とは・・・
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▼塩麹の三大消化酵素とは・・・
①デンプンを分解する『アミラーゼ』
②タンパク質を分解する『プロテアーゼ』
③脂肪を分解する『リパーゼ』
という『三大消化酵素』が
含まれています。
つまり、料理に使うことで、
体内に消化されやすくなり、
胃腸に負担がかからないのが特徴です。
発酵食品なので、
腸を健康にするためにも役立ちます。
減塩と腸の健康のために、
塩麹を上手に活用しましょう。
ほかにも塩麹をつかうメリットは、、、
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▼塩麹を料理に使う3つのメリット
①塩麹は塩と比較して、塩分量が4分の1程度なので、減塩料理を心がけているならピッタリです。
※塩麹を塩の代わりとして使うなら、塩の量の2倍を目安に使いましょう。
②塩麹には、デンプンを分解する『アミラーゼ』、タンパク質を分解する『プロテアーゼ』、脂肪を分解する『リパーゼ』という三大消化酵素が含まれています。
なので、料理に使ったり、一緒に食べることで消化されやすくなって胃腸に負担がかかりません。
年をとるにつれ、食べ物の消化に必要な分解酵素の生産量が減少するので、胃腸の働きが悪い人にもおススメです。
また、酵素の作用により、お肉や魚を漬けておくと柔らかくなります。
③美と健康に良い。
塩麹には、三大消化酵素以外にもたくさんの酵素が豊富に含まれています。
また、腐敗を抑える抗菌作用、酸化の要因となる活性酸素を中和する抗酸化作用や抗アレルギー作用もあります。
じつは、塩麹を自宅で簡単に作れるんですが、塩分量を間違えると塩分のとりすぎになってしまいます。
塩麹のベストの塩分量。それは、、、
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自宅でつくる塩麹のベストの塩分量
まず、塩麹の塩分量は下記のように計算して算出してください。
米麹100g、塩30g、水150ccの場合だと、
30÷(100+30+150)×100=10.71%。
塩分は10.7%です。
これは、塩分控えめの味噌汁と同じ塩分量です。
味噌屋の業界では、麹100gに対し、塩分量は35%、つまり35gがベストなんだそうです。
なぜかというと、食塩量が少ないと腐敗や異臭の原因になるからです。
また、賞味期限が短くなるのでこの配分量なんだそうです。
塩麹を使えば、
超簡単に減塩漬け物がつくれるので
お店のメニューや家庭での一品追加に
ぜひお試しください♪
代々伝わる塩麹を使う際の秘伝の割合
『麹』をつかった漬物で有名なのが、
東北地方の郷土料理で、野菜やスルメ、
数の子などを麹で漬けた漬物、
『三五八漬け(さごはちづけ)』。
麹をつかった漬物は、
塩・麹・米を3:5:8の割合が
おいしく作るポイントです。
ちなみに、定期的に塩麹をとると、
からだにいいことがいっぱいあります♪
たとえば、、、
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▼塩麹が美肌、疲労回復、便秘改善に良い理由
塩麹は、抗菌作用や抗酸化作用、
抗アレルギー作用だけでなく、
GABAというアミノ酸により、
ストレスを受けた神経を鎮めるのにも
期待できます。
ほかにも、
ビタミンB群による
美肌効果、疲労回復。
食物繊維と同様の働きをする、
『レジスタントプロテイン』という成分で
便秘の改善も期待できます。
ちなみに、ビタミンB群は水溶性なので
たんぱく質と同じく
体内に蓄積することができません。
毎日続けてとることがポイントです。
とってもヘルシーで減塩効果や
ダイエットにもぴったりの塩麹♪
塩麹をつかった簡単でおいしいレシピは
まだまだたくさんあります。
ぜひ、あなたのオリジナルレシピを
コメントで教えてくださいね♪
塩麹の保存方法と賞味期限
《塩麹の保存方法》
塩麹の熟成中は常温保存。
塩麹の熟成後は10度以下の冷蔵庫で保存。
保存する容器は、プラスチック、ガラス瓶にしましょう。
金属の容器を使ってしまうと、塩分により腐食してしまうので注意しましょう。
雑菌が入らないよう、塩麹を作る前に容器は煮沸消毒しておきましょう。
塩麹の保存期間
冷蔵庫なら半年は保存可能。
ちなみに、塩分量が少ない塩麹は発酵が早いので、早めに使い切りましょう。
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いかがでしょうか^^
『美容と美肌と健康は1日にしてならず!』
小さな習慣の積み重ねが、
からだに少しずつ
将来に大きく影響してきます。
日本の伝統調味料『塩麹』。
和洋中さまざまな調理法と相性の良い
魔法の万能調味料、減塩調味料を
定期的に料理に使って、
『美容と美肌と健康』を手に入れましょう♪
今日も美容と美肌と健康を意識して
フレッシュでハッピーな一日を^^
次回もお楽しみに!!
Enjoy life!!
-美容健康マスター協会-
認定美健マスター/
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※※ 追伸 ※※
次回、『和食の塩分を減塩するコツ』
4回目の講座は、、、
『乳製品を使った減塩法』
『超簡単♪牛乳を使った5つの減塩レシピ』
をご紹介します。
乳製品を料理に使うと、
からだにいいことがいっぱい♪
じつは、乳製品は意外な調味料とも
相性がバッチリ合うんです。
その調味料とは・・・
では、次回もお楽しみに^^
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美容健康マスター協会は、いつまでも若々しく保つ『美容』と、豊かな人生を送るために必要不可欠な『健康』について、正しい知識と方法を追求し、情報発信を行っています。
美容と健康と自然との調和を目指します。
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