【妊娠中は『生もの』を食べても大丈夫?
こんな勘違いをしていませんか?】
妊婦さんは後悔しないためにも、絶対にユッケなどの生肉だけでなく、生もの全般を召し上がらないでください。
実は、健康な牛が持っている細菌でも、妊婦さんが食べれば流早産や死産、あるいは救命できても赤ちゃんに脳性麻痺(まひ)などの合併症を引き起こすことがあります。
ユッケなどの生肉は、
O(オー)111やO(オー)157の
腸管出血性大腸菌が原因のようですが、
生の牛肉や鶏肉では『カンピロバクター』という
細菌に感染する危険もあります。
ちょうど2年前の2011年4月21日、
ユッケが原因と思われる食中毒問題が問題になりました。
が、2012年11月に『全国焼肉協会』が、
店での加工の必要のない密封パック方式の
ユッケの提供マニュアルを策定したことにより、
復活の兆しを見せています。
妊婦健診で、
『生肉に関する注意を一度も受けたことがない』
という人もたくさんいらっしゃいます。
また、
『これまで食べてなんともなかったし、大人だから大丈夫』
と思っている人がいるかもしれません。
しかし、妊婦さんは後悔しないためにも、
絶対にユッケなどの生肉だけでなく、
生もの全般を召し上がらないでください。
実は、健康な牛が持っている細菌でも、
妊婦さんが食べれば流早産や死産、
あるいは救命できても赤ちゃんに脳性麻痺(まひ)などの
合併症を引き起こすことがあります。
ユッケが原因と思われる妊婦さんを見たことがありますが、
それまで元気だったおなかの赤ちゃんが
ある日突然具合が悪くなり、
一分一秒を争い、結果、緊急帝王切開を行いました。
このケースでは最初、なぜ胎児の調子が悪くなったのか
さっぱり分からなかったようです。
看護師さんが妊婦さんから過去数週間に食べたものを聞き出し、
ユッケを食べていたことが判明しました。
ある種のカンピロバクターは胎盤に持続感染します。
ユッケを食べた後、母体に何も症状がないからといって
安心できないのです。
この赤ちゃんは生まれてからも危機的な状況が何度かあり、
医者も患者も絶望的な気分になりました。
それでもなんとか危機を乗り切り、幸い元気に退院しました。
小児科医の献身が功を奏したわけですが、
こうしたラッキーな赤ちゃんがいる一方で、
悲しい結果になった赤ちゃんがいることを忘れてはいけません。
また、殺菌していない生乳やチーズには
リステリア菌が混入していることがあります。
先週まで元気だった生後10カ月近くの赤ちゃんが
突然亡くなるという例も聞いたことがありますが、
この菌が原因の可能性が高いものでした。
生野菜も、よく洗うようにしましょう。
いちいち気にしていてはきりがありませんが、
おなかの赤ちゃんを守れるのはお母さんだけです。
生ものを食べることが禁止されていないからといって、
後悔しないためにもむやみに食べるのはやめましょう。
特にこれからの季節は要注意!!
リスクを知らないことが一番のリスクです!!
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