ゆっくり食べると肥満予防になる理由。つい食べ過ぎる人、満腹感が得にくい人、肥満の人はこんな病気かも??今すぐチェック!!
- 2013/5/14
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- レプチン抵抗性, 一口の噛む目安, 健康, 満腹感を得にくい人は要注意, 肥満予防, 食べ過ぎる人は要注意, 食欲がとまらない人は要注意
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【ゆっくり食べると肥満予防になる理由。
つい食べ過ぎる人、満腹感が得にくい人、
肥満の人はこんな病気かも??
今すぐチェック!!】
『今日は絶対に食べ過ぎない!おやつも食べない!』と思っていたのに、
食欲が止まらず、ついつい食べ過ぎに。。。
こんな悩みありませんか??
・どうして我慢できないのかな・・・。
・どうして食べ過ぎちゃうのかな・・・。
・これって、私の意志が弱いから?
・さっきご飯をお腹いっぱい食べたはずなのに…デザートは別腹!!
・食欲が止まらない・・・^^;
こんな悩みを抱えている方は、
満腹感が得にくい、『レプチン抵抗性』を
疑ってみる必要があるかも知れません。
◎そもそも、満腹感を感じるメカニズムはこうです。
まず、脳の視床下部という部分には、
食べなさいという指令を出す『摂食中枢』と、
食べるのを止めなさいという指令を出す『満腹中枢』があります。
①食事をすると、目で食べ物を見たときの刺激や、
ものをかむことによる刺激、胃がふくらんだ刺激が、
『満腹中枢』に伝わります。
②正常な状態なら、食事によって余ったエネルギーは、
脂肪細胞に脂肪として貯蓄されます。
さらに、食後20分~30分ほど経って
脂肪細胞が増えることが感知されると、
『レプチン』というホルモンが分泌されます。
分泌された後は血液中を通って、
脳の視床下部にある『満腹中枢』を刺激することによって、
脳がはじめて『満腹』だと感じ、
食べるのを止めることができるのです。
◎この『レプチン』は、食欲中枢の抑制や、交感神経を興奮させ
脂肪分解を引き起こしてくれます。
ついつい食べ過ぎる人や肥満傾向にある人など、
『満腹感を得にくい人』は、このメカニズムが
正しく働いていない可能性があります。
◎通常、分泌されるレプチンの量は、脂肪の量に比例します。
しかし、肥満の人の場合は、このレプチンの反応に異常があり、
正常なフィードバックが視床下部に返ってこないため、
食欲がうまく抑制されません。
結果、太っても食欲が落ちません。
これは、レプチンが血液から脳へと伝わるところに、
血液脳関門というものがあるのですが、
肥満の人は、レプチンがこの血液脳関門を通りにくいため、
満腹中枢を刺激しにくくなってしまっているのです。
◎レプチンは分泌されていても血液中に存在するだけでは、
食欲を抑える働きはできないということになります。
これを、『レプチン抵抗性(高レプチン血症)』と言います。
これは、食欲中枢の脳神経における異常ですが、
現在、そのメカニズムははっきりとわかっておらず、研究中となっています。
◎では、レプチン抵抗性対策はどうすればいいのかということですが、
もちろん病院で相談するのが一番です。
しかし、毎日の習慣として、
『よく噛んでゆっくり食べる』
ことが最も効果的といわれています。
たとえレプチン抵抗性があったとしても、摂食障害で無いかぎり、
全く脳へ伝達されないというわけではありません。
ゆっくり食べることで、
レプチンが満腹中枢を刺激してやるのを待ってあげるのです。
◎「早食いはいけない」と昔から言われ続けていますが、
それはただ単に『消化に悪い』という事だけでなく、
レプチンが分泌される間もなく食べてしまうので、
つい食べ過ぎてしまうわけです。
また、食べ物をよく噛むと満腹になりやすく、
肥満の回避にもつながります。
一口の目安は30回程度。
今日から意識してみましょう^^
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